アニメーション研究のための
論文と書籍のデータベースサイト

This Item in English

アニメーション入門

  • タイトル(英語)
Animēshon Nyūmon
  • 発表年
1966年
  • 著者
  • 出版社
美術出版社
  • Webcat Plus
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/nbn/66008262.html
  • カテゴリ
この論文が含まれるリスト
渡辺泰

アニメ・映画評論家の森が1962年9月号~’63年10月号まで『映画評論』誌に連載した「動画映画(アニメーション)の系譜」の総集編だが、白眉と言えるディズニー・アニメ論がディズニー側の検閲で全面カットされたのが惜しまれる。

関連する推薦リスト

戦前は今村太平の『漫画映画論』が唯一のアニメーションの文献だったが、最近は読むべき文献も増えた。資料的よりも筆者が時に興味深く読んだ文献を推薦させてもらった。選んだ10冊のほかにもL.マルティンの『マウス・アンド・マジック(上下)』や森卓也の『定本アニメーションのギャグ世界』なども忘れられない文献だった。筆者と共著の『日本アニメーション映画史』を自薦するのはおこがましいが、アメリカ議会図書館が同書を購入してくれたのは誇り。

当初「日本のアニメーション学を形成してきた10の文献」を考えたが、1980年代初めに至る黎明期に参照された文献と改めた。(1)1960年代前半迄の訳書を含む当時“古典的”位置付けのもの、(2)アニメーションプロパーが基本図書とし伝説的なF&FFなど同人の流れにあるもの、(3)実験映画・実験アニメーション、創作関連、(4)映画史・アニメーション史関連、(5)基盤の一つ映画学・映像学の文献の5グループ(+xは書名のみ)。

関連する一覧