This Item in English日本映画界事物起源タイトル(英語)The Origin of Things in the Japanese Film Industry発表年1933年著者吉山旭光出版社シネマと演芸社この論文が含まれるリスト日本のアニメーション史を知るための10の文献リストを見る西村智弘アニメーションに関する記述は少ないが、その少ない記述が明治時代のアニメーションを考えるうえで大きな意味をもつ。漫画映画という言葉すらなく、アニメーションとトリック映画が未分化な時代の貴重な記録。
日本のアニメーション史を知るための10の文献リストを見る西村智弘アニメーションに関する記述は少ないが、その少ない記述が明治時代のアニメーションを考えるうえで大きな意味をもつ。漫画映画という言葉すらなく、アニメーションとトリック映画が未分化な時代の貴重な記録。
日本のアニメーション史を知るための10の文献 (2018年度)西村智弘拙著『日本のアニメーションはいかにして成立したのか』は、日本で初めて外国のアニメーションが上映された明治時代からほぼ100年間を射程に置いている。わたしは、周辺的、境界的な位置にあるアニメーションに焦点を当て、日本でアニメーションの概念がどのように確立し、発展したのかを検証している。恣意的であるが、ここでは拙著に合わせて、日本のアニメーション史を考えるうえで参考になると思う本をあげてみたい。吉山旭光『日本映画界事物起源』(シネマと演芸社、1933)柳井義男『活動写真の保護と取締』(有斐閣、1929)今村太平『漫画映画論』(第一芸文社、1941)田中純一郎『日本教育映画発達史』(蝸牛社、1979)森卓也『アニメーション入門』(美術出版社、1966)山本瑛一『虫プロ興亡記―安仁明太の青春』(新潮社、1989)山口且訓・渡辺泰『日本アニメーション映画史』(有文社、1977)大塚康夫『作画汗まみれ[改訂最新版]』(文藝春秋、2013)日本アニメーション協会『12人の作家によるアニメーションフィルムの作り方』(主婦と生活社、1980)津堅信之『日本アニメーションの力 : 85年の歴史を貫く2つの軸』(NTT出版、2004)
アニメーションに関する記述は少ないが、その少ない記述が明治時代のアニメーションを考えるうえで大きな意味をもつ。漫画映画という言葉すらなく、アニメーションとトリック映画が未分化な時代の貴重な記録。