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日本初のアニメーション作家 北山清太郎

大正6年、日本で最初にアニメーションを作った人物の一人、北山清太郎。
初期は美術界に身を置き、美術雑誌を発行するなどして、岸田劉生ら若手画家の活動を支援していたが、やがて、当時海外から輸入されるようになったばかりのアニメーションに心を奪われ、教本も何もない中、手探りでアニメ制作に乗り出す。
その試行錯誤の様子と彼が残した功績を、本人の回想録や関係者・遺族の証言に基づいて検証。
これまでほとんど研究されてこなかった、日本アニメの先駆者・北山清太郎の生涯と、多岐にわたる業績の全貌を明らかにする!

  • タイトル(英語)
Nihon Hatsu no Animēshon Sakka Kitayama Seitarō
  • 発表年
2007年
  • 著者
  • 関連作家
  • 出版社
臨川書店
  • 書籍のウェブページ
http://www.rinsen.com/linkbooks/ISBN978-4-653-04020-0.htm
  • ISBN
4653040206
  • Webcat Plus
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/4155580.html
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