ハイブリッド画像、ハイブリッドモンタージュ画像:ライブアクション/アニメーションハイブリッド用フィルム解析パラメータ
この論文で提案されている類型論は、ライブアクション/アニメーションハイブリッドフィルムの形式的な特性を総合的に明らかにしている。6つのフィルム解析カテゴリーを参考にして、モンタージュのレベルに加えて単一画像でアニメーションとライブアクションフィルムの相互作用が調査されており、さまざまなフィルムの例を挙げて説明されている。一連の柔軟で順応性のあるパラメータはさまざまなアニメーション技術から成り、長編または短編シーケンスと同様にフィルム全体に適用可能である。さらなる目標は、いわゆるメランジェ(ごちゃまぜ)フィルムとデジタルハイブリッドフィルム間の境界線をなくすことである。唯一求められることは、アニメーションとライブアクションフィルムの視差がビューアで識別できなければならないということである。提案された類型論を適用することは、理想的には、フィルムの歴史のハイブリッドな性質のあらたな歴史的な位置づけにつながると思われる。