〈美少女〉の現代史 「萌え」とキャラクター
宮崎 駿、吾妻ひでおから ときメモ、プランツ・ドールまで なぜ萌えるのか まんが・アニメに溢れる美少女像はいつ生まれてどう変化したのか? 「萌え」行動の起源とは? 70年代末から今日までの歴史を辿る。●なぜ宮崎 駿は、あんなに少女ばかりを主人公にしてアニメを作るんだろうか?●最近よく聞く「萌え」っていう言葉は、結局のところ何なんだ?●小説はあまり読まないが、村上春樹はなんとなく読んでしまうのは、なぜだろう。●最近のまんが、アニメや小説では、なぜあんなに「妹」がもてはやされるんだろうか。●『少女民俗学』を書いた大塚英志も、『制服少女たちの選択』を書いた宮台真司も、なぜあんなに少女のことばかり気にするんだろうか。――おたく文化を鮮やかに論じる!
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美少女キャラクターを愛好するという「男性の行動」に着目して70年代以後のマンガ・アニメーションの歩みを語る。戦い続ける主人公たちにとって、ヒロインとは何であるのか、という問題に対する一つの答えを提示した。