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聖地の想像力―なぜ人は聖地をめざすのか

聖地とは何か?エルサレムやメッカ、古代の神殿、奈良、サンティアゴ巡礼等の考察を経て明らかになる、聖地という特別な空間の全貌。宗教や文明が盛衰する中で、聖地は古来より不動のまま、無数の人々から巡礼の対象とされてきた。エルサレムは現在も複数の宗教の聖地であり、メッカはイスラム教成立以前から聖地として機能していた。なぜ聖地は動かないのだろうか。その深層には何があるのか。サンティアゴ・デ・コンポステラ、日本の奈良、ギリシャの神殿をはじめ、関連する様々な事象を考察しつつ、聖地という空間がどのような存在なのかを明らかにする。

  • タイトル(英語)
Seichi no souzouryoku – naze hito ha seichi wo mezasunoka
  • 発表年
2000年
  • 著者
  • 出版社
集英社新書
  • 書籍のウェブページ
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0037-c/
  • ISBN
408720037X
  • Webcat Plus
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/2978382.html
  • カテゴリ
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