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研究史料の翻刻と解題:東京都労働委員会 高畑勲証言速記録より

本稿では、東京都労働委員会での審問記録を翻刻し、その意義について解説を加えている。これは東映動画における労使紛争の一側面を示す史料である。この史料には高畑勲や、後に東映動画社長となる登石雋一の思考過程、そして東映動画の労働慣行や職員の意識など、多くのトピックが表れている。こうした史料の分析は、過去の作家や作品の分析に拠ってきたアニメーション史研究の視点と方法論の刷新をもたらすだろう。

  • タイトル(英語)
Translation and Commentary of Research Materials: Isao Takahata’s Testimony Stenographic Record of the Tokyo Metropolitan Govemment Labor Relations Commission
  • 発表年
2020年
  • 著者
  • 掲載誌
アニメーション研究
  • 掲載誌巻号
21(1)
  • 掲載誌ページ
17-30
  • 掲載誌ウェブページ
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjas/21/1/21_17/_article/-char/ja
  • DOI
10.34370/jjas.21.1_17
  • キーワード

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