アニメーション研究のための
論文と書籍のデータベースサイト

This Item in English

フォノグラフ玩具と初期有声カートゥーン――可視化されたフォノグラフィ史に向けて

1909年から1925年までの間に、蓄音機の回転運動によって動く多くの玩具が特許をとって生産された。本稿で筆者は、そのような「音玩具」が有声カートゥーンの系譜に関する我々の理解を補足し精緻化すると主張する。また、ポピュラー文化における録音は、映画、ヴォードヴィル、新聞漫画同様に、初期有声時代のアニメーターたちにとって表現の重要な源泉として考察されるべきだと提案する。1920年代末および1930年代初めに、ディズニー、フライシャー、ワーナーブラザーズ、ヴァン・ビューレン、アイワークス・スタジオが製作した有声カートゥーンと音玩具に共通する家族的類似の布置を概観することで、本稿は、この時代の有声カートゥーンと蓄音機文化との相互関係を明らかにする。それは結果的に、音声/映像の同調に対する戦略はもちろんのこと、人種、民族、ジェンダーの表象に関わるアニメーション研究上の諸議論に新たな観点を提供する。

  • タイトル(英語)
Phonograph Toys and Early Sound Cartoons: Towards a History of Visualized Phonography
  • 発表年
2012年
  • 著者
  • 関連作家
  • 関連作品
  • 掲載誌
Animation: An Interdisciplinary Journal
  • 掲載誌巻号
7(2)
  • 掲載誌ページ
151-174
  • 掲載誌ウェブページ
http://anm.sagepub.com/content/7/2/151.abstract
  • DOI
10.1177/1746847712439577
  • キーワード

関連する一覧