2枚の画像で構成される後戻り感を生まないアニメーション
二つの画像をかわるがわる連続的に見せられると、われわれは通常、二つの画像のあいだの後戻り感、つまり逆行する動きを知覚する。しかしながら、交互の反復にたいして、前進する動きを知覚する場合がある。本研究は、説得力のある事例を提示することで、それらがシークエンスにたいする後退の印象をもたらさない理由を考察することを目的とする。まずは二つのケースを区別する。シーケンシャルな動きと前進的な動き。後者がより重要である。なぜならそれはアニメーション研究に関わる知覚的かつ/あるいは技術的な問題を含んでいるからである。われわれは後者に属する幾つかの事例を提示する。後者とは、表象的慣性に関連する順行の動き(Freyd and Finke, 1984)と、the twostroke apparent motionとして知られる順行の動きである (Mather, 2006). それらの現象に関する議論に基づき、コンテクストと/あるいは経験の役割は比較的限定されたものであると結論する。