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アメリカで日本のアニメは,どう見られてきたか?

1958年の長編アニメ映画『白蛇伝』に始まり、2003年に『千と千尋の神隠し』がアカデミー賞を受賞するまで、日本のアニメの多くが海を渡りましたが、日本製アニメはどのように輸出され、どのように扱われてきたのでしょうか? 「アメリカで日本のアニメは、どう見られてきたか?」は、20年来この分野の研究を続けている著者が、その知られざるエピソードを様々な資料を使い、出来る限り克明に記録した、米国の和製アニメの歴史書です。巻末には一目で見ることの出来る「米国の和製アニメ年譜(折込)」付きで、読み物としてだけでなく資料性も高い本です。

  • タイトル(英語)
Amerika de Nihon no Anime wa, Dō Mirarete Kita Ka?
  • 発表年
2003年
  • 著者
  • 関連作品
  • 出版社
徳間書店
  • 書籍のウェブページ
http://www.ghibli.jp/shuppan/old/books/data/kusanagi.html
  • ISBN
4198617058
  • Webcat Plus
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/3383696.html
  • カテゴリ
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津堅信之

これも意外な文献かもしれないが、「アトム」から「ポケモン」まで、アメリカでアニメがどう受容され批判されてきたのかを客観的にまとめた本書を読むと、「アトム」以後のもう一つのアニメ史が見えてくる。

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私が選者だということは、「アカデミズム」とか「学術的」とかとは関係ないリストになるということである。つまりは、アニメーション史よりも「アニメ史」を知るための文献を選び、従来、学術的立場から注目されてこなかったと思われる商業系の文献に注目した。ただし選者の著書は除外し、定番と言えるような文献も、あえて外したものがある。なお、リストは文献の刊行年順である。

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