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声優試論――「アニメブーム」に見る職業声優の転換点――

近年声優という職業への注目が集まっている。しかし、声優に関する個別の研究論文は存在するものの、体系的な研究が行われるには至っていない。それは声優との親和性に優れた日本アニメーションの研究においても同様である。本論ではアニメへの声の吹き込みを主に担うようになった声優を「アニメ声優」と定義し、ラジオドラマや吹替映画の担い手として活動してきた従来の声優との歴史的な比較分析を行う。また、「アニメ声優」の起源を「宇宙戦艦ヤマト」に端を発するアニメブームに求め、同作でヒロインを演じた声優の麻上洋子について考察を行う。彼女と近しい年齢の「アニメ世代」が声優を志すことで、従来の声優像とは異なる「アニメ声優」が誕生し、現在の声優イメージが形成された可能性について分析する。

  • タイトル(英語)
Towaeds a theory of voice actors: a turning point in professional voice acting seen in the "anime boom".
  • 発表年
2015年
  • 著者
  • 関連作品
  • 掲載誌
アニメーション研究
  • 掲載誌巻号
16(2)
  • 掲載誌ページ
3 -14
  • キーワード

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