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フランク・グライムズの敵:シンプソンズの不安定労働とリアリズム

多くのファンが1997年のシンプソンズの黄金時代が終わったと認識しているが、シーズン9の初めに、その変化がショーと大衆文化全体にとって、どのようなものであるかについての詳細な分析はほとんどない。シンプソンズにとって、このシフトは、2つの重要な質的変化を意味している。第一に、仕事の定義の変化において、フォード主義の雇用モデルから不安定なものへ、第二に、第一の結果として、そのリアリズムの様式において、キャラクターの人生の描写が内部的に一貫したものから屈折したものに移行している。この変容の最初の兆候は、シーズン8でフランク・グライムスの性格を通して現れる。ホーマーとの彼の関係は転換期を迎え、登場人物と同様に視聴者も安定したフォード主義の世界に住むことができなくなる転換期であることを告げるものである。リアリズムの課題が社会的現実に近づくための一つの表現方法であるならば、シンプソンズが一貫した特徴付けを提供できないということは、新自由主義自体の混乱を反映している

  • タイトル(英語)
Frank Grimes’ Enemy: Precarious Labour and Realism in The Simpsons
  • 発表年
2017年
  • 著者
  • 関連作家
  • 関連作品
  • 掲載誌
Animation: An Interdisciplinary Journal
  • 掲載誌巻号
12(2)
  • 掲載誌ページ
138–155
  • 掲載誌ウェブページ
http://journals.sagepub.com/doi/full/10.1177/1746847717695434
  • DOI
10.1177/1746847717695434
  • キーワード

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