This Item in Englishアニメと生命と放浪とタイトル(英語)Anime to seimei to hōrō to発表年2012年著者杉井ギサブロー出版社ワニブックスこの論文が含まれるリストアニメーションの動きの特性を知るための10の文献リストを見る吉村浩一本書の企画・構成者である藤津亮太は、インタビューにより著者から興味深い話をうまく引き出している。刀の振り下ろしではなく振り上げるアクションに感情を表現したなど、動き表現の技法が随所に紹介されている。
アニメーションの動きの特性を知るための10の文献リストを見る吉村浩一本書の企画・構成者である藤津亮太は、インタビューにより著者から興味深い話をうまく引き出している。刀の振り下ろしではなく振り上げるアクションに感情を表現したなど、動き表現の技法が随所に紹介されている。
アニメーションの動きの特性を知るための10の文献 (2019年度)吉村浩一知覚心理学分野でアニメーションの動きについて検討した論文はかなりあるが、著書となるとごく少ない。ここでは、運動知覚の専門家でない人にとって読みやすいことを優先し、研究論文ではなく、かつ心理学書に限定することなく、アニメーション制作者の著書を含めて、アニメーションの動きに関心のある人にとってヒントとなる書籍を選んだ。選者が最近関心を強めている「不気味の谷」に関する書籍については英文書も含めた。横田正夫(編)『アニメーションの心理学』(誠信書房、2019)吉村浩一『運動現象のタキソノミー』(ナカニシヤ出版、2006)大山正・鷲見成正『見てわかる視覚心理学』(新曜社、2014)佐々木正人『新版アフォーダンス』(岩波書店、2015)苧阪直行(編著)『感性のことばを研究する』(新曜社、1999)広瀬秀雄・矢牧健太郎『新版・遊びの百科全書3 映像遊戯』(河出書房新社、1987)森政弘『ロボット考学と人間』(オーム社、2014)Tinwell, Angela. Uncanny Valley in Games & Animation. CRC Press, 2015.細馬宏通『二つの「この世界の片隅に」』(青土社、2017)杉井ギサブロー『アニメと生命と放浪と』(ワニブックス、2012)
本書の企画・構成者である藤津亮太は、インタビューにより著者から興味深い話をうまく引き出している。刀の振り下ろしではなく振り上げるアクションに感情を表現したなど、動き表現の技法が随所に紹介されている。