マウス・アンド・マジック アメリカアニメーション全史
この『マウス・アンド・マジック』の改訂済み最新版では、レオナルド・モルティンは、ハリウッドがまだ静かだった頃から黄金時代を通し、スピルバーグ作品の『アメリカ物語』に至るまでのこの輝かしい時代すべてを再現するだけではなく、アニメーションの芸術の進化を追跡し、クリエイティブで才能に長けた中心的人物とそのスタジオを鮮やかに描いている。アメリカのアニメーションのこの明確な歴史はまた、モルティンの多くのファンを現代のウォルト・ディズニーやワーナー・ブラザーズのスタジオで今日行われている作品づくりや、アニメーションの世界でのその他の発展に引き寄せている。
アメリカのカトゥーン業界の多数のトップに生き生きとしたインタビューを行うモルティンは、逸話や映画史の金鉱を見つけ出した。当時の背景には、ウォルト・ディズニー、チャック・ジョーンズ、テックス・アヴェリー、メル・ブランク、その他多数の天才アニメーターや興行主の存在があった。モルティンはアメリカに関する資料の普遍的に愛されるセグメントを見事にまとめている。これまでに編集されたカートゥーンやビデオレンタルのソースなど、最も広範囲なフィルモグラフィが含まれている。