アニメーション研究のための
論文と書籍のデータベースサイト

アニメーション心理学を知るための10の文献

横田正夫
横田正夫
日本大学

医学博士、博士(心理学)。現在は日本大学文理学部心理学科教授、公益社団法人日本心理学会理事長、一般社団法人日本心理学諸学会連合理事長、日本アニメーション学会理事、専門は臨床心理学、映像心理学。著書に『アニメーションの臨床心理学』(誠信書房)、『アニメーションとライフサイクルの心理学』(臨川書店)、『大ヒットアニメで語る心理学』(新曜社)など、編著書に『アニメーションの事典』(朝倉書店)など。

関連リスト

戦前は今村太平の『漫画映画論』が唯一のアニメーションの文献だったが、最近は読むべき文献も増えた。資料的よりも筆者が時に興味深く読んだ文献を推薦させてもらった。選んだ10冊のほかにもL.マルティンの『マウス・アンド・マジック(上下)』や森卓也の『定本アニメーションのギャグ世界』なども忘れられない文献だった。筆者と共著の『日本アニメーション映画史』を自薦するのはおこがましいが、アメリカ議会図書館が同書を購入してくれたのは誇り。

推薦文献リストは、研究・教育委員会が信頼の置ける研究者・専門家を選出し、それらの方々に執筆いただいたものである。ただ、そこでは挙げられていないにもかかわらず、アニメーション研究において重要な文献も存在する。このリストは、そのような文献をフォローアップする目的で研究・教育委員会のメンバーが作成を行った。(作成者:萱間隆、須川亜紀子、中垣恒太郎)