Masson,Terrence『CG101:A Computer Graphics Industry Reference (2nd Edition)』(Digital Fauxtography、2007)
3DCGの用語、会社、携わる重要人物、スタッフの肩書き、そして歴史について調べるための辞書である。
プライス、デイヴィッド・A『メイキング・オブ・ピクサー―創造力をつくった人々』(早川書房、2009)
世界的なヒットメーカー集団ピクサーの歴史と思想がわかる書籍である。対象作品は、『トイ・ストーリー』から『レミーのおいしいレストランまで』まで。
キャットムル、エド & ワラス、エイミー『ピクサー流創造するちから 小さな可能性から、大きな価値を意味出す方法』(ダイアモンド社、2014)
ピクサーの創設者であるエド・キャットムルによる著書。いかにピクサーというクリエイティブ集団を作り上げていったか、そしてスティーブ・ジョブスとの関係についてまで触れている。
大村皓一ほか『CG IN JAPAN コンピュータグラフィックスの最前線』(グラフィックス社、1985)
日本の3DCG黎明期を知ることができる書籍である。どのような大学、会社、人が、どのような映像を制作していたか理解ができる。
土肥博子『super team POLYGON PICTURES―The 15th Anniversary of POLYGON PICTURES』(アクシスパブリッシング、1998)
ポリゴン・ピクチュアズは、現在も制作を続けている 3DCG専業のプロダクションとして最古であり、その原点がわかる書籍である。
公野勉『白組読本』(風塵社、2016)
日本においてのヒットメーカー集団である白組。インタビュー形式で白組の世界に迫る書籍。
『コンピュータグラフィックス[改定新版]』(画像情報教育振興協会(CG-ARTS)、2015)
3DCG技術全般をカラー映像と図解でわかりやすく用語説明をしている。
倉地紀子『CG MAGIC:レンダリング』(オーム社、2007)
故・倉地紀子が著した3DCGの技術書である。現在でも使用している3DCG技術を図説、数式で詳しく解説している。
野口光一「日本市場におけるCGアニメーションの現状 —「楽園追放 Expelled from Paradise」を中心に—」(アニメーション研究18-1、2016年)
日本でCGアニメーション作品が本格的に制作が始まった1999年から2015年までを3つのタームに分類。どの時代にどのような作品がどのような技術で作られてきたのかを分析している。
3DCGの黎明期から出版された年まで、海外を中心にしつつ日本まで含めた3DCGの歴史書である。また会社と人にも焦点を当てて分類をしている。