個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論発表年2016年著者土居伸彰出版社フィルムアート社ISBN978-4845916283この論文が含まれるリストアニメーションの本質に関する諸説を知るための10の文献リストを見る土居伸彰タイトルこそ作家論・作品論だが、これまで紹介した文献などをベースに「アニメーション」概念自体の変化を歴史的に追いつつ、そこに潜在している(いまだ実現・意識されていない)可能性について指摘する本でもある。
アニメーションの本質に関する諸説を知るための10の文献リストを見る土居伸彰タイトルこそ作家論・作品論だが、これまで紹介した文献などをベースに「アニメーション」概念自体の変化を歴史的に追いつつ、そこに潜在している(いまだ実現・意識されていない)可能性について指摘する本でもある。
アニメーションの本質に関する諸説を知るための10の文献 (2024年度)土居伸彰「アニメーション」の意味は時代や文脈で大きく変わりますし、そもそもこの言葉自体にも歴史性があります。アニメーションを研究するのであれば、その前提を成り立たせる前提について考えることが必須です。「アニメーションとは何か?」 その問いに対する答えは複数あるし、今後もその答えは増えていくのだ、ということを認識するための文献を選びました。エイゼンシュテイン、セルゲイ「ディズニー」(『表象07』、月曜社、2013、151-168)ノルシュテイン、ユーリ『Снег на траве(草上の雪)』(Красная площадь、2008)ロトマン、ユーリー「アニメーション映画の言語について」(『映画の記号学』、平凡社、1987、215-222)Leslie, Ester. Hollywood Flatlands: Animation, Critical Theory, and the Avant-Garde, Verso, 2002.キッソン、クレア『「話の話」の話 アニメーターの旅 ユーリー・ノルシュテイン』(未知谷、2008)高畑勲『話の話』(アニメージュ文庫、徳間書店、1984)Honess Roe, Annabelle. Animated Documentary, Palgrave Macmillan, 2013.ワード、ポール 「ロトショップの文脈」(『表象7』、月曜社、2023、79-101)Oreilly, David. Basic Animation Aesthetics, 2012.土居伸彰『個人的なハーモニー ノルシュテインと現代アニメーション論』(フィルムアート社、2016)
タイトルこそ作家論・作品論だが、これまで紹介した文献などをベースに「アニメーション」概念自体の変化を歴史的に追いつつ、そこに潜在している(いまだ実現・意識されていない)可能性について指摘する本でもある。