ディズニー・アニメーション 生命を吹き込む魔法
生き生きとまるで生命(いのち)を吹き込まれているかのようにキャラクターが動くディズニーアニメーション。その表現の技法を1000点以上の図版や写真とともに丁寧に解説した大著。アニメーション映画を「漫画」から「芸術」にまで高めたウォルト・ディズニーの情熱と、その熱意のもとスタッフたちが映画作りに取り組んだ姿が描かれています。
著者は、『白雪姫』『ピノキオ』『バンビ』『ダンボ』『ピーター・パン』など数多くのディズニー映画に携わり、ディズニー映画の全盛期を築いた「ナイン・オールド・メン」と呼ばれるアニメーターの二人。
アニメーション関係者必読の書、ついに待望の日本語版です!
監修には著者の講義を受けたこともあり、先達としても敬愛している高畑勲、大塚康生両氏と『Frank&Ollie』のプロデューサー邦子・大久保・トーマスさんにお願いしました。
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かつて日本のアニメーションは、ディズニーの作品を模範していた面があった。同時代のディズニー作品がどのように作られていたかを豊富な資料を交えて解説しており、日本アニメーション史を考える上でも参考となる。