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ウィンザー・マッケイ:その人生と芸術

ジョン・ケインメーカーはマッケイの印刷物や映画を見直して彼の業績を徹底的に分析し、彼の生涯、家族、アメリカ文化や時代の価値観に関して、彼の作品を検討した。マッケイのあらゆる努力から生まれたオリジナルの芸術と珍しい個人写真の数々は、ケインメーカーの魅力的な文章に対する視覚的なカウンターパートとなっている。1870年頃、ミシガン州でのパイオニア時代のマッケイの幼児期が始まり、彼のバイオグラフィが動き出す。彼の最も初期の試みは、シカゴで芸術的な声を見出すことであった。シンシナティで世紀の変わり目を体験する頃、サーカスのポスターに彼の作品が登場。すばやくスケッチできる新聞記者として、ヴォードビルにおいて主役級で講義を行うアーティストとして、ウィリアム・ランドルフ・ハーストの錚々たるメンバーが揃った新聞漫画家たちのクラウンジュエルとして、また、初期のアニメーターで最も偉大な人物としての彼の功績を紹介する。マッケイの傑作は叙事詩『リトル・ニモ』(1905年Little Nemo)である。それは、素晴らしいアールヌーヴォーのラインと控えめながらも大胆な色づかいで描かれる美しくシュールなファンタジーであり、映画のストリーテリングの技術を予測させるレイアウトでデザインされた。マッケイのアニメーション映画10作品のうち、『How a Mosquito Operates』(1912年)や『Gertie the Dinosaur』(1914年、邦題:恐竜ガーティ)などは、今なおこの芸術の歴史のランドマークであり、ウォルト・ディズニーの成熟した映画が20年後に登場するまで、キャラクターたちの流れるような動きと個性はほかに類を見ないものであった。
「Nielsen BookData」より

  • タイトル(英語)
Winsor McCay: His Life and Art
  • 発表年
2005年
  • 著者
  • 出版社
Harry N. Abrams
  • 書籍のウェブページ
http://www.johncanemaker.com/pages/books/winsor_new.html
  • ISBN
0810959410
  • Webcat Plus
http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/book/10541365.html
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