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スクリーン上を動く対象物のスピード感の異方性

日本の著名なアニメーション作家富野由悠季は、左方向の運動は右方向の運動よりも速く知覚されると言った。心理学者吉田宏之(2006)は左方向と右方向に対し人は違った運動の印象を抱くことを発見した。この研究では、一対比較法を用いて速度の知覚における方向的差異を捉えようと試みる。水平的な運動に加え、重力がそのスピード知覚に影響を与えると思われる垂直方向についても調査する。実験参加者は二つのグループに振り分けられる。31人の学生は等速運動の、38人の学生は加速運動の比較を行った。互いに区別しづらい3つの異なる(加速)運動を提示した。等速運動の参加者は一定の傾向を示した。左方向の運動を右方向の運動よりも、下向きよりも上向きを速いと認識した。しかしながら、加速運動のケースでは、一定した傾向は見られなかった。

  • タイトル(英語)
Anisotropy of a moving target’s speed perception in the horizontal and vertical dimensions
  • 発表年
2008年
  • 著者
  • 掲載誌
アニメーション研究
  • 掲載誌巻号
9 (1A)
  • 掲載誌ページ
59-65
  • 掲載誌ウェブページ
http://www.jsas.net/index_JJAS.html
  • キーワード

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